米作りのこだわり

もやし状態で発芽させた苗を緑色に成長させます。

今年のさくら工房、種モミの消毒はJAで実施済みです。

4月
9日	この日から1週間ほど13℃の水で「侵種（※1）」を行い、その後32℃で加温して一晩で発芽完了
23日	育苗箱に土入れ
24日	播種（育苗箱に種を蒔く）終了後加温室に入れ3日間待つ
28日	10㎜ほど発芽した苗箱をビニールハウスに移す

※1　侵種…発芽を促すため、種モミを水に浸すこと

5月
1日	この日から3週間、ハウスの中で水管理や気温管理で田植まで育てる
3～4日	田んぼの耕起作業
5日	水入れ作業
7 ～10日	1回目の代掻き作業
15～18日	2回目の代掻き作業
21～22日	田植え実施

写真は7月3日現在の生育状況。 今年も元気に育っています！

6月
5日～7日	補植（機械で植えた後の確認作業）
13日～16日	畦草刈り（実働3日）
7月
8日～10日	畦草刈り
15日～16日	溝切り（水の給排水を容易にするため）
17日以降 10日間程	中干し（※2）
28日以降	通常管理（出穂まえ管理）

※2　中干し…苗の根を土深くしっかりと張らせるため、給水を止め乾燥させること

美しい稲穂！今年も良いお米ができました。

8月
7日～12日	畦草刈り（実働4日）
19日	追加肥料散布（食味を向上させるため栄養剤）
9月
5日～17日	畦草刈り（実働5日）
24日	刈り取り開始（餅米を刈り取りました）

※2　中干し…苗の根を土深くしっかりと張らせるため、給水を止め乾燥させること

～どんなお米？どんな環境でとれるの？？～

米王国新潟県が、皆さまに自信を持ってお勧めできるおいしいお米を作るため、品種改良を重ねて完成させたのが「コシヒカリ」です。 旧魚沼地域（2市3郡中山間地域）で栽培したお米が、気候風土と特に相性が良く、平場米より「甘く香りの高い」品質だったことから、地域ブランドとして有名になりました。 「水の冷たさ」「昼夜の気温の差」などが食味の旨さにつながっていると言われています。 新潟県の米どころ、蒲原平野では同面積での収穫量は800kg～900kgの収穫、平野と比較して山間の湯沢での量は少なく、品質と希少価値ともに高いのがポイントです。

～収穫量と流通している量が違うってホント？？～

純粋に「魚沼産」と言えるのは、ごく限られた範囲で収穫されたお米だけです。 この希少価値が高く、「世界一」と言われるほど豊かな味を持つお米が「偽表示」で販売されるのは大変悲しいこと……。 消費者の皆さまに、本物の「魚沼産コシヒカリ」味わっていただきたい。 そのためには、私たち生産者からお求めいただくことが一番だと確信してお届けしています。

～魚沼で収穫したらみんな同じ？さくらファーム湯沢の米はどんなランクなの？？～

「販売米」は個人販売の場合も全量検査が義務づけられており、お米の生産者は自米の品質などを承知しています。 当社のお米は全量の70%をJA自主流通米として出荷しており、今年度は全量、食味数値ともに最高評価をいただいております。

～「玄米」と「白米」ってどう違うの？？～

【玄米】 玄米（げんまい）とは、稲の果実である籾（もみ）から籾殻（もみがら）を除去した状態で、また精白されていない状態のお米のことです。栄養価は白米より高いのが特徴です。 自然乾燥の場合、籾殻がなくとも、種子としての機能を失っておらず、播種（はしゅ）すれば芽が出ますが、普通の炊飯器で炊くと、消化が悪く、食感も悪くてぼそぼそになることがあります。 近年は玄米がふっくらと炊ける圧力鍋が普及したことで、その高い栄養価だけでなく味も好まれるようになってきました。 【白米】 白米（はくまい）とは、玄米を精米（精白、搗精）したお米のことです。名前のとおり、原料の玄米より白っぽく、透明感があります。 皆さまが通常「お米」と呼んで購入しているものです。白米はデンプン以外の栄養素は玄米の時点ではあった擦り落とされた胚芽と糠層に多いため、胚乳のみの白米は栄養的に玄米より偏っています。 ただ、玄米と違い、白米を炊いた飯は消化も食感も良く旨いため、日本人の主食として好まれて食されてきました。 湯沢のコシヒカリは玄米も白米もどちらもおいしいですよ！

～魚沼産コシヒカリをおいしく炊くコツを教えて！～

新米季節は水の量を控えめにすることがポイント。 年が明けたら通常に。 ただしやはり他のお米より水は控えたほうがおいしく炊けます。 越後湯沢産魚沼コシヒカリの炊き立てご飯にはおかずはいりません。漬物三切れもあれば「おかわり」できるくらいのおいしさです。